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RICOHのTHETAとUnityでGoogle Cardboard用閲覧アプリを作成する

2014年12月22日


RICOHのTHETAでGoogle Cardboard用のアプリは無いか?と思ったのですが、私が探した中では無かったのと、自作しようと思ったら、わりとちゃんと説明してくれてるサイトがなかったので、纏めてみました。初心者向きの内容なので宜しければ読んでください。

THETAとは

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RICOH THETA 特設サイト:https://theta360.com/ja/

RICOHのTHETAとは、通常平面で作成される写真データを、カメラを起点に360度全てを撮影する事ができます。
一番の魅力は、カメラのレンズ内に入るという意識は必要なく、カメラの見える位置に居れば必ず撮影する事が可能だと言う事です。

  • 全員をカメラの画面に入る様調整すると時間がかかる。
  • 誰か一人は撮影の為、カメラに入る事ができない。
  • ターマー撮影だとタイミング取りに時間がかかる。

など、従来のカメラでは難しかった部分がTHETAでは、全て無くす事が可能です。
価格も3万円程なので、手に入れやすいのも魅力だと思います。
しかし、難点があるとするとどんなに全天球の写真を撮影しても、平面で閲覧してしまうと臨場感が全くないと言う事です。
RICOH THETAの専用の表示サイト(https://theta360.com/ja/)にアップすれば自分が撮影した写真をある程度、立体感のある画像としてみれますが、どうしても写真の外側で見ている様な感じになってしまいます。

では、どうすれば臨場感のある画像としてみれるのか。
Oculus Rift』の様なベッドマウントディスプレイを購入し、画像を閲覧すれば非常に臨場感の高い閲覧が可能です。しかし、『Oculus Rift』は5万円台〜と高い!
もっと気軽に楽しむ為に、「スマートフォン」と「レンズ」でベッドマウントディスプレイを自作してみたいと思います。

Google Cardboardを使う

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Google Cardboardは、「Google I/O 2014」の参加者へプレゼントされたレンズとダンボールで構成された箱?です。
その中に、Cardboard用のアプリを入れたスマートフォンを入れ、ベッドマウントディスプレイとして使える様にしています。
Google Cardboardとして、販売もしていますが、自分でもレンズや段ボールを購入して作る事も可能です。
※写真はヒャクラスです。(https://makershub.jp/make/433

コンテンツはUnityで自作する

コンテンツ自体は自分自身で作成する必要があります。
一番簡単な方法としては、Unityという複数のプラットホームに対応するゲームエンジンで作成する方法です。特に、
多くの機能を必要としなければ、Unityのフリーバージョンで十分作成が可能です。

Unity始めの一歩!

【1】Unityをダウンロードする

Unityを下記のサイトからダウンロードします。試しに作成するのであれば「無料フルバージョン」で十分です。
http://japan.unity3d.com/unity/download/
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【2】Unityのユーザー登録する

Unityは無料で使えますが、必ず登録が必要です。
ダウンロード後、Unityを起動するとライセンス登録画面が出ますので、「free version」を選んでください。
勿論、pro版を試用する事も可能です。

余力があったら・・・・・

これからUnityをバシバシ使っていこうと思う様でしたら、Unityについて少し勉強した方が良いと思います。各機能の名称等は、最低限知らないと、ブログなどの記事を参考にできないのでご注意ください。
私はドットインストールさんのサイトを参考にしました。
Unity入門 (全26回) – プログラミングならドットインストール

とここまでで、長くなってしまったので、詳しい作りかたは明日にします。


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