2016年8月16日
Misfit Rayを最近購入しました。Misfit RayはIFTTTと連携ができるので、Misfit Rayをトリガーにして、家電をON、OFF装置を格安で作ってみました。
Misfit Rayは、本来のスマートフォンやアプリと連携して身体の動きのログを取る意外にも、IFTTT(イフト)というWebサービス上で、他のWebサービス(FacebookやTwitter、Gmail等)と連携できるという特徴があります。
今回は、Misfit Rayを3回叩くと、お家の家電をON、OFFができるものを作成してみました。
構成は下記の様になります。
実際に動いている様子はこちら
上記構成図を見て、Wi-Fi経由で直接制御しないのか?なぜ一度Webを経由するのか?とツッコミをした貴方!ごもっともです。その通りだと思います。
では、なぜそうしないのか….それは単純に、この方が楽だったからです。
また、上記の仕様にすると、ON、OFF状態をMisfit Ray側では検知できないので、別途状態を検知する方法を考えなければなりません。
あくまでも1つのアイディアとして考えて頂ければ幸いです。
Misfit RayをIFTTTからMakerチャンネルと連携させます。
Makerチャンネルは、IFTTTで用意されたチャンネル以外をトリガーにしたり、アクションにする事が可能です。
例えば、物理的なボタンを押すと、Twitterに特定の文言がtweetされるなど、物理的なボタンがIFTTTに用意されていない場合は、Makerチャンネルを使えば比較的簡単に実装する事ができます。
また、当然ながら逆も可能になります。
今回出力(アクション)をESP8266が実装されたHalakeKit(普通のESP8266でも可能)にし、HalakeKitに“Misfit Rayを3回タップしたら16番ピン(どのピンでもOK)の通電をON、またはOFFにする”というプログラムを書き込みます。
次にHalakeKitの16番ピンとGNDをソリッドステート・リレー(Solid State Relay)の「+」「-」に接続します。
16番ピンが「+」GNDが「-」です。
ソリッドステート・リレー側はHaLakeKitから入力信号(この場合はHalakeKitの16番ピンに電気がながれている)がある時には電気は通電され、入力信号が無い(この場合はHalakeKitの16番ピンに電気が流れていない)時には電気は遮断されます。
基本的には、ソリッドステート・リレーにコンセントを取り付け、ソリッドステート・リレーを挟む様な形で電化製品を繋げれば、家電製品全てON、OFFの対象となります。
但し、電源を差しただけで動くものが対象です。
今回使用したソリッドステート・リレーは、通常250円位で購入できます。私はメイカーズフリマvol.01で100円で入手しました。
この様にキットで販売されているので、パーツをひとつずつ集める必要がなく便利です。
全てのパーツをハンダで取り付けます。最後に不要な線はポキポキ切ってください。
※ちゃんとハンダ付けしましょう。気持ちついているかな〜だと動きませんでした。
電源コードを半分にして、ソリッドステート・リレーにハンダでしっかり取り付けます。
最後にWi-Fi内蔵のチップESP8266を搭載したHaLakeKitをソリッドステート・リレーに取り付けて、プログラムを実行してあげればOKです。
※勿論他ESP8266でも実装可能ですし、ネットやWi-Fiに接続できるボードであれば、なんでも可能です。
個人的には「ESPr Developer」はマイクロUSBがついていて初心者でも使いやすく2,160円とお手頃だと思います。
いかがでしょうか?ボード込みでも3,000円位でMisfit Rayから家電を制御できるやり方をご紹介しました。
もうちょっとお金出してもいい方は。。。
「Belkin WeMo 電力使用量モニタ付 インサイト スイッチ」¥ 6,550(2016年8月14日現在)を使えば、IFTTTから、Misfit RayとIFTTT経由で接続が可能になるはずなので、Webscript.ioやWi-Fi内蔵のHalakeKit、ソリッドステート・リレーが必要なくなるかもしれません。
また、WeMo専用アプリががあるので、ON、OFFの状態も検知できると思います。
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