2016年4月5日
日本マイクロソフト株式会社主催で3/19、3/26の2週に渡って「Microsoft MPCハッカソン」が開催されました。
マイクロソフト社では「More Personal Computing」をスローガンに新しいComputing体験を想像するアイディアソンを1月31日に行なったそうです。今回は更にWindows 10の世界でMicrosoftの各種技術やデバイス上で動くアプリを実際に作るハッカソンを行なうという事で、前回同様チームHaLakeで参加させて頂きました。
企画運営をTokyo Motioncontrol Network(TMCN)が行なっている時にほぼ必ずあるのが、Touch & Try。
実際の新しい技術を目の前にして学ぶ事ができる貴重な機会です。
また、実装に関してもその場で相談ができるので、今もっている知識やデバイスと掛け合わせる事が出来るので、新しいアイディアが生まれやすいです。
今回のアイディアは、幼い子供が家族とコミュニケーションを取れるアプリを考えました。
ニャンパス株式会社の登尾さんの実体験がアイディアのベースとなっており、子供向けのコミュニケーションアプリが無い。という疑問から始まりました。既存のアプリであるLINEやSNSは複数の人とつながる事を前提に作られており、幼い子供には向きません。しかし、子供も両親も日中離れていてもコミュニケーションは取りたい。
そんな、親子の思いを形にしたアプリを考えアイディアソンを行ないました。
アイディアを共有し、一緒にチームを組みたいと参加して頂いた大澤さん、久我さん、大江さんとHaLakeメンバーの5名でチームを作りました。
更に5名でブラッシュアップさせたアイディアがこちら
送り手と受け手の状況や、スキルに応じてコンピューター側が寄り添うアプリにしようと考えました。
子供側は文字入力ができない為、音声認識により取得したテキストを親側に送付、親側はテキストと音声、その時のタイミングに合わせて確認し、アイコンや、電話で子供に対して返信してあげるというアプリです。
お互いに負担がなく、お互いの負担なくつながっている事を感じられるアプリになりました。
大澤さんがProject Oxfordの音声APIを使い音声からテキストへの変換を実装した。
※デフォルトの状態だと、あんまり認識してくれないみたいですwww
アプリ側は、5歳位の子供が使う事を想定し、言葉はあまり使わず、アイコンや、画像などを使い小さい子供でも1度で使い方が分かる様なアプリにしましした。
今回は、電子工作もわかる久我さんがメンバーに入ってくれたので、着信があった時に着信を知らせるブザーを自作しました。子供向けに着信があったらトンピー(太鼓を叩くクマのおもちゃ)を動かすというものです。
実装はこんな感じです。
そして実装風景はこちら。
実装には、ニャンパス株式会社で開発中のHaLakeボード(HaLake Kit)を使用しました!
当日は、無事アプリ経由からトンピーも動き、見事グランプリ頂きました!!
最後は、打ち上げ!!!久々に楽しいハッカソンでした。
さすが、Microsoftさん、商品はなんと、日本で未発売のインテルRealSense!こちらをメンバー全員にプレゼント頂きました!
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