第5回 Web&モバイル マーケティング EXPOに参加してきました。

2011年5月10日


Web&モバイル マーケティング EXPO』はWebやモバイルマーケティングに関するソリューション企業が一堂に出展する日本最大の展示会です。今回は、専門セミナーにて株式会社ペンシルの覚田さんの講演と、株式会社シンメトリックさんで提供している「ラウンドアバウト」のデモを拝見しに行ってきました。

以前、株式会社ペンシル覚田さんの記事を読む機会がありました。
数多くの案件で短期間に売り上げをのばしている実績を知り、びっくりしたというのが正直な所で、その秘密を知りたく一度お話しを伺えればと参加いたしました。

覚田さんのお話しでは、「世の中にあるサイトをざっくり別けると、“ブランディングサイト”と“コンバージョンサイト”の2種類がある。その中でペンシルのコンサルはコンバージョンを重視したコンサルだけを行っている。」と話されていました。
この2つの「ブランディングサイト」と「コンバージョンサイト」の分け方の定義は私的には疑問が残るものですが、ブランディングは企業の戦略や経営と相互に影響しあいます。その為Webサイトだけで完結できるものではありません。
おそらくペンシルさんは【徹底的にコンバージョンを上げる方法を追求する。】そして、そこが強みではないかと感じました。<覚田さんのお話しを伺い、『解析』→『分析』→『問題点の洗い出し』→『対策』→『実証』→『検証』→『施策』のサイクルをしっかりまわしてるのだと強くかんじました。
また、明日からでも実践できる方法として、2つ得ました。

まず1つは「しっかりとしたコンセプトワークを考える事」特にクライアントやメンバで共有するということが一番の重要なのだと思いました。

もうひとつは、コンバージョンの改善を末端から行うことです。
通常、コンバージョンの流れまでを見ると、『流入』→『ページ情報確認』→『お問い合わせフォーム』→『コンバージョン』になります。
一番簡単にコンバージョンを上げる方法として、流入数を増やし、コンバージョンを上げる方法がありますが、リスティングやSEOなどどうしても費用がかかることになります。
また、コンバージョンが上がらない理由は沢山あります。例えば流入数なのか、ページの情報なのか、お問い合わせフォーム内容なのか、それともフォームの動作なのか。
その全てを一気に行うのは非常に困難で長期的な作業になります。
一番重要なのは、どのページを改善すれば成果が出るかを見極めることなのですが、これは有る程度の経験的な感をもってしても困難だと感じます。
しかし、お問い合わせフォームであれば、入力画面、確認画面、送信画面の3画面しかありませんし、このページに到達するユーザーの目的は同じですので、施策を行いやすいコンテンツであると思います。
お問い合わせフォームを徹底的に見ることで効果も測定しやすくまた、次の施策にもつながりやすくなると感じました。

1時間という短い時間でしたが、ペンシルさんの強みや、今後自分でも活かせそうな事がたくさん伺え、大変勉強になりました。


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