「インターネット＆Webの必須常識｜ボーナストラック10」に登壇しました。

2009年11月23日

「徹底図解 インターネット＆Webの必須常識100」刊行記念イベントとして11月17日にアップルストア銀座にて「インターネット＆Webの必須常識｜ボーナストラック10」が開催されました。

“10人のモデレーターによるライトニングトーク”という事で今回初めて人前でお話する機会を頂きました。
モデレータ陣の中で企業に在籍しているWebデザイナーという立場の人間は私しかおらず、お話しを頂きました時に、そういった視点でお話出来ればと考えていました。

内容を決める段階になり、googleで“Webデザイナー”を検索をした所、検索文言と合わせよく検索されるキーワードの上位に“資格”や“検定”などのキーワードと合わせて「将来」というキーワードが出てきました。

試しに、“Webディレクター”や、“コーダー”などで検索してみたのですが「将来」というキーワードは“Webデザイナー”でしか出現しませんでした。「Webデザイナー　将来」での検索結果の中には、将来の不安や、なりたいけどなれないといった。入り口もしくはキャリアアップを不安がるものが殆どでした。

確かにWebデザイナーと一口に言ってもその範囲や考え方は多岐に渡ります。
個人ブログなどから企業サイトあるいは大規模コミュニティーまで、コンテンツの内容や目的、ユーザー数などの条件は、Webサイト毎に全く異なります。そういった中でWebデザイナーが担うべき役割も年々複雑化しているように感じます。

それぞれの将来に対する悩みを一気に解決する事はできませんが、私の自分なりの問題と考え方の中から誰かの問題を解決する為のヒントになる事があるのではないだろうか？その考えのもと今回のテーマを決めさせて頂きました。

全体的な流れは1、2日で考えたのですが、その後の1週間近くは「皆聞いてくれるだろうか？」とか「理解してもらえるだろうか？」とか「私の考え方は一般的なのだろうか？」とか、言いたい事から否定されない事に内容がそれてしまいそうになりました。
しかし最後には、今の考え方や思っている事が100%でなくても良く、立場や年齢で考え方や感じ方は変わるものだから、今感じてることや、思っている事を素直に言ってみよう。そこに少しでも意見が重なる人や、何か感じて今後に活かせてもらえる人がいるかも知れない。そして何より今そう感じている事を残し、後で自分自身で振り返る為にも今話してみようと決心しました。

5分のライトニングトークを大幅にオーバーしたり、中々上手く喋れなかったりと今後の課題も沢山生まれましたが、とても貴重な経験をさせて頂きました。
蒲生さん初め皆さんから激励のコメントを頂きありがとうございました。