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そう鬱はだれでも起こりうる!?

2014年9月5日


そう鬱と言うとそう鬱病という病名が有名ですが、現在では双極性障害という病名になります。

文字通り、そうの状態と鬱の状態を繰り返す、または躁の状態が忘れられず、鬱の状態の自分を攻めたり、悲観的になってしまう状態と言います。

日本国内の双極性障害数は0.7%位だと言われています。鬱病が7%位と言われているので、大分低い様に感じますが、原因や発症理由など含めてまだ研究段階の部分が多く、双極性障害数はもっと多いと考えられます。

非常に稀な病気では無いのかと思いますが、軽いそう鬱状態は割と誰にでも起こりうるのでは無いか?と思う様になってきました。

理由は、私自身楽しい事をしていると分刻みで休み無く予定を立てても大丈夫な人間なのですが、その反動で本当に何もしないダメ人間になってしまう事があるからです。

そして、丁度同じ様な状況を周りから相談された事もあり、意外に病気まで発展しなくても躁鬱状態はあるのではないかと思う様になってきました。

もし、同じ状態が現状で起きている方。もしくは周りに躁鬱状態で悩んでいる方がいらっしゃったら、是非参考にして頂ければ幸いです。

「前はできたのに、なぜ出来ないんだろう」で悩まない。

出来る自分と出来ない自分のギャップで悩む所から始まる事が多いと思います。特に躁の状態は「自分が輝いてる」様に見えます。その為、鬱状態になった時に、ダメな自分にショックを受けるのと同時に、「輝いてない自分」に罪悪感すら感じる様になったりします。

躁の「自分が輝いてる」時は、全力疾走時に似ています。ずーと全力疾走は出来ません。出来たとしても途中で倒れてしまいます。倒れた状態が鬱の状態であるという事に気づけば、自然と自分の気持ちの起伏に気づいてあげれる様になるのではないでしょうか?

できないなら、課題を小さく小さくして「成功体験」を作る。

「ダメな自分」を嫌な程痛感すると、自信がすっかりなくなり何もする気力が起きなくなったりします。

そんな時は、小さな「成功体験」を作る事で少しずつ回復する事ができると思います。例えば、前は掃除・洗濯がいっぺんに出来たという人は、1日かけて掃除をしてみるとか。それでもダメなら、1日かけてトイレだけきれいにしてみるとか。

自分のレベルにあわせて小さな小さな「成功体験」をつくり、それが出来たら少し大きめの「成功体験」を作る言わばリハビリを行う事で、症状が改善すると思います。

もし、自分のテンションの起伏に悩んでいる方が居られましたら、是非参考にして頂ければと思います。

また、誰が見ても症状が感じられる場合は、早めに専門医に相談する様にした方が良いと思います。

◆参考情報

厚生労働省「知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス」

http://www.mhlw.go.jp/kokoro/

 

素材提供元:足成(http://www.ashinari.com/)


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