査定の時期ですね

2010年5月8日

査定の時期ですね。査定をする側もされる側も辛い時期ではないかと思います。
人事評価において成果主義適用をおこなっている企業も多いかと思いますが、その深度は企業によって様々のようです。
成果主義と言っていながらも年功序列と大差無い場合もあり、問題の多さから一気に適用せず徐々に成果主義に移行している企業が多いのではないかと思います。
成果主義のメリットは大きいと思います。個人的にはメンバー全員が（自分も含めてですが）利益から報酬を受け取れる事を今まで以上に感じるので、よりオーナーに近い視点へと意識が変わるのではないかと思います。
しかし、デメリットも忘れてはいけません。
特に「何かを変える、何かが変わる」事はある人には良い事でも、ある人には良く無い事です。
何かを変える際には、人の心の密着したケア（不安の解消）などがセットで行われる事が浸透する為に必要なのではないかと思います。

個人的にはメンバー全員の1年後ないしは3年後、5年後どうなっていたいか？について明確に理解することができればどんなに良いだろうと思っています。
私たちは共通の目的の為に働いています。しかし、個人の目的は違います。
メンバー全員が数年後も引き続きこのビジネスを続けたいと思っているという前提で考えていますが（まぁ当然かと思いますが）、中には起業したい人もいるでしょうし、他の創造的なキャリアを積みたいと考えている人もいるでしょう。または、今のビジネスとは全く別のビジネスをやりたいと思う人もいるでしょう。
この個の目的を明確に理解することで、現状の役割についてもすっきりと見通す事ができるのではないかと感じています。

今回の面談では、実際に自分が伝わっているだろうと思う所が伝わってなかったり、伝わってないだろうと思っていた所が意外に伝わっていたりと、自分の見識と違いがあったりして、改めて伝えたい事と伝わる事は違うなぁと感じました。
定期的にでも意識の擦り合わせは必要だなと思いました。
改めて色々気付きを頂けた貴重な時間でした。