あせらずあせる

あせらずあせる

2009年10月3日


どんな人間でも“あせり”を持つ事はありますよね。
日々ネットの仕事をしていると変化のスピードが速くなってきているように感じてしまう事があります。
その速さに自分は順応しているのか?変化を読む事ができるのか?不安になる事もしばしば。
そんな時はどうしてもあせってしまいます。
“あせり”を感じる事は自己に危機感を与え行動を起こさせる為に必要な要素だと思いますが、一方で自己の視野を狭くしてしまうこともあります。

そんな時は、ネットから離れて“人の行動”を見るようにしています。
どんなに変化が速くても、人間が生まれてから死ぬまでの流れは変わりません。
家族のありようが変わったと言っても、家族という集団が無くなった訳でもありません。
しかしその反面、細かい視点でみると驚く程の変化があります。
例えば商品サイクルの変化は年々速くなり、それに伴い市場に投入される商品数も開発だけでは間に合わなくなってきました。最近では各家庭で作っていたような、どちらかというと客向けに出す料理ではないものが市場で見られるようになりました。
ネットの中から理屈を探すよりも人の心理を読み解いてみると変化の仕掛けが見える様な気がします。

“あせり”を感じたときは、別の視点から見ることを心がけると、案外近くに気づきや発見があるかもしれません。


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