書籍「謎の会社世界を変える。～エニグモの挑戦」

2009年2月17日

【謎の会社世界を変える。～エニグモの挑戦】須田将啓・田中禎人(著)価格：￥1,680（税込）

“世界初”をキーワードにネットサービスを展開する株式会社エニグモの企業エピソードを綴った書籍です。

近年、自社の成り立ちや方向性を本にした物が良く売れています。その意図は会社のPRという部分も大きいと思うのですが、 自社のスタンスやどの部分に主力を置いているのか理解して欲しい。そんな想いがあるように感じます。
良かれ悪かれ、イメージという物はついてしまう。であるならば自分達がコントロールしてイメージを発信していくそこに集まってくる人は当然ながら自社のスタンスを理解してくる。
「自分達からイメージを発信していく」そういう方向性が中小の企業でも活発化してきたのだと思います。

ビジネスをしていく上で、一番ネックになるのはメンバーが同じ方向を向いていなかった事による距離感や温度差だと思います。
可視化できない「目に見えない」部分が意外と大切なんだと最近つくづく感じます。
伝える事、そしてお互いのスタンスを理解し合う事が「人」を通じて仕事をし、これからの変化に対応する時代には必要不可欠なんだと感じました。

個人的には、第四章が面白かった。爆読しすぎて、最終電車で駅を2駅おリ過ごし歩いて帰った。。。